メキシコ戦に出場した原口元気 [写真]=Getty Images
日本代表は17日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-2で敗れた。
日本は前半、自分たちのペースで試合を進めるなかでいくつかのチャンスを作り出したが、決め切ることができずにハーフタイムを迎えた。すると後半開始から選手交代などで修正を図ったメキシコに主導権を握られ、63分と68分に失点。ワールドカップの常連国であり、FIFAランキング11位につける強豪の力を見せつけられる結果となった。
12分に強烈なミドルシュートを放って日本にいい流れを引き寄せた原口元気は、「立ち上がりから僕らのペースでやれていた」と手応えを感じていただけに、「僕らのクオリティの問題。チームとして素晴らしい入りをしていい形を作れていたのに、前の選手が仕留め切れなかった。チームがどうこうではなく、選手のクオリティですね」と厳しい表情で振り返った。
強豪相手に自分たちの時間帯を作りながら、惜しくも敗戦。どうしても思い出すのはロシアW杯の“あの”ベルギー戦だろう。
「まさにフラッシュバックしました。こういう実力のある相手に対して、終わったあとに『なんで毎回こうなるんだ』っていう感情になりました。ベルギー戦もそうですけど、勝てたんじゃないかっていう思いがありますし、正直『またか』っていう感じでしたね、僕としては」
そう悔しさを露わにした原口は相手との差について「したたかさというか、修正力というか、自分たちが求めていることをやられた。いけると思った矢先に修正をしてきたので、やはり強いチームだなと。逆に僕らは苦しくなったときに修正できなかったので、そこの差かなと思います」とコメント。それでも「今日がW杯じゃなくてよかった。これからの2年間を無駄にしないように、同じ思いをしないようにしたいです」と前を向いた。
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