(練習試合、ヤクルト1-5楽天、27日、沖縄・浦添)ヤクルト・村上宗隆内野手(21)は27日、楽天との練習試合(沖縄・浦添)に「4番・三塁」で先発出場し、一回に楽天・田中将大投手(32)から右前適時打を放った。初めて対戦した日米通算177勝右腕から「いい打者」と称賛された若き大砲は、打撃主要3部門(打率、本塁打、打点)のタイトル獲得を宣言。さらなる飛躍を誓った。
百戦錬磨の右腕にも村上は、ひるむことなくフルスイングを貫いた。一回1死一、二塁で迎えた田中将との初対戦。スライダー、直球、スライダー、スプリットでカウント3-1となった5球目、148キロの直球をバットの下っ面で捉えた。完璧な当たりではなかったが、持ち前のパワーで押し込み、一、二塁間を破る適時打とした。
「その空間を楽しみたいと思っていた。力んでしまって自分のスイングじゃなかったですけど、安打になって良かった」
試合後はそう息を弾ませたが、塁上では表情を変えることなく、さらに仕掛けた。2死一、三塁となった後の西田の打席。初球で二盗を決めた。2度目の対戦となった三回2死の第2打席は外角に沈むスプリットで二ゴロに打ち取られたが「夢のような時間でした」と目を輝かせた。
高校時代から名を轟かせた者同士。21歳の若きスラッガーに、田中将は確かな潜在能力を感じていた。
「1打席目もいい形で見逃していた。やはり率も残せるし長打も打てる、いい打者だなと思いました」
あくまで調整段階。「自分が投げるボールも、どうなのかというのはありますけど」と前置きしたが、そう言いたくなるのも11学年下の大砲の力量を認めるからこそだ。
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