矢野監督を信じる-。阪神・藤原崇起オーナー(70)が4日、大阪市の阪神電鉄本社で報道陣の取材に応じ、セ・リーグワーストの開幕9連敗中のタイガースについて語った。今季限りで退任する矢野燿大監督(53)への信頼感を強調し、途中解任を否定。甲子園開幕戦となる5日のDeNA戦からの逆襲に期待した。
荒波を乗り越えた先に光があると信じている。藤原オーナーが矢野監督への思いを語り、厚い信頼を寄せた。開幕9連敗中でも今季終了まで指揮を任せることを明言。シーズン最後まで託すかの問いに、大きくうなずいた。
「それは当然の話です。若いチームですからまだまだ成長余地がある。勝利を勝ち取ってくれる。そういうふうに私は信じています」
本当にこのまま矢野監督で大丈夫なのか…。今季限りで退任するなら、早く解任した方がいいのでは…。周囲から聞こえてくる声を、はっきりと打ち消した。
ここまで全試合で4番を務める佐藤輝はプロ2年目の23歳。近本と大山はともに27歳で、20代の選手が主力として活躍する。矢野監督にはそんな若きチームを、2022年の最終戦まで率いてもらう。総帥はシーズン途中解任を否定した上で、長いトンネルのなかでもがく若虎に、指揮官の下で成長を遂げた先の勝利を〝厳命〟した。
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