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Thursday, February 27, 2020

性多様性「多数派の生活変わらず、少数派は救われる」のに 浦添市が条例見送り 市長「議会で答える」 - 沖縄タイムス

 沖縄県浦添市が制定に向けて準備を進めていた「性の多様性を尊重する社会を実現するための条例」について、市議会3月定例会への議案提出が見送られたことが26日までに分かった。市は当初、市議会の議決を経て、4月に制定、秋までの施行を目指していた。松本哲治市長は取材に、見送った理由を「市議会の答弁で話したい」とした。市によると、今後の予定は未定。

(資料写真)浦添市役所

(資料写真)浦添市役所

 条例案では性的少数者への差別を禁じ、戸籍上同じ性別のカップルを結婚と同等の関係と認めるパートナーシップ制度の導入を盛り込んだ。罰則はない。性の多様性尊重に特化した条例が制定されれば、県内初となる。

 市は2017年、性の多様性を認め合うまちを目指して「レインボー都市うらそえ」を宣言。昨年2月には琉球大学法科大学院から条例の素案を受け取り、10月にパブリックコメント(意見公募)を実施するなど条例制定に向けて取り組んできた。一方、12月議会では反対する市民による陳情と署名が提出された。

 素案づくりに携わった同大学院の矢野恵美教授は「見送られたのは残念」と語る。

 条例は、全ての人の性の多様性が学校や職場でも尊重されるよう促す内容が盛り込まれており「マジョリティーの生活は変わらないし、マイノリティーは救われる人がいる」と意義を強調する。市の市民意識調査では約8割が「性の多様性についての取り組みが必要・やや必要」と答えたことに触れ「今後、議案が提出されることを期待する」と話した。

 条例について3月5日に質問する予定の松下美智子市議(公明)は「素案や審議会など一つ一つ段階を踏んでいるはずなので残念だが、意見に耳を傾けることも大事。懸念の点を解決して、時期をずらして制定に向かってほしい」と話した。

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