兵庫県姫路市二階町のコミュニティースペース「そらにじひめじ」が、新型コロナウイルス感染拡大を受け、存続の危機を迎えている。LGBT(性的少数者)など社会的マイノリティーとされる人たちの数少ない交流場所となってきたが、3月に休業に追い込まれ、運営関係者は支援を訴えている。(北野浩暉)
LGBTやひきこもり、障害者らが気軽に集える場所として、2018年10月に開設された。利用料は1日300円。お互いの詮索などは基本的にせず、お菓子を食べながら話したり、本を読んだりして過ごせる。市外から訪れる人もおり、これまで月平均で延べ約150人の利用があった。
スペースを運営する男性(44)によると、性同一性障害に悩む中高生たちも利用しており、生きづらさを抱えた子どもたちの交流も生まれている。「普段の生活ではなかなか明かせない悩みを共有できる場所にもなってきた」と手応えを感じていた。
今年に入ってからは利用者がさらに増え、1、2月には各約250人が訪れた。年末年始は利用者が特に多く、年越しそばや雑煮を一緒に食べ、初詣にも出かけた。「家族で集まる場がしんどいという人が多いのでは」と、男性は話す。
利用者が増えてきたことから、より広い場所への移転を考えていた時、新型コロナウイルスの感染が拡大した。スペース内は「3密」であるため、3月12日から休業している。
男性は、利用者たちの現状を案じるとともに、利用料収入が途絶えたことから今後の家賃の支払いを心配する。「ここは、必要としている人がいる場所。企業などへの支援と合わせて、目を配っていただけたらありがたい」と話す。
寄付金の振込先などは、「そらにじひめじ」のフェイスブックで見られる。
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May 04, 2020 at 07:59AM
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LGBT・ひきこもり・障害者…少数者集う場、「3密」休業でピンチ - 読売新聞
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