カブスは、マーリンズとのワイルドカードシリーズ第1戦を1-5で落としているが、監督や選手らは、ダルビッシュ有投手が敗退の危機から救ってくれると期待を寄せている。NBCスポーツが伝えた。

今季レギュラーシーズンで最多タイの8勝をマークし、サイ・ヤング賞候補の1人となっているダルビッシュ。悪天候により第2戦が予定されていた1日の試合は2日に延期となったが、スライド登板で先発予定となっている。

第1戦で先発したカイル・ヘンドリックス投手は試合後に、「パニックになる必要はない。明日はわれわれが必要とする男がマウンドに立つんだ。ユウの今年の活躍をみんな分かっている。彼はエースだ。もしこのプレーオフが1試合制だったら間違いなく彼がボールを投げていた」とコメント。デービッド・ロス監督はダルビッシュの先発する試合を「勝利の日」と呼んでいる。

また、ベテラン左腕のジョン・レスター投手も1日に「彼は登板するとほぼ毎回、素晴らしい投球を見せる。『今日はスライダーがうまくいかないから、スプリットとか2週間前に発明したこの球でやろうかな』というような具合でね。どうやっているのか私には想像もつかない。私は持ち球が少ないので、あんなゲームプランはできない」と述べていた。