まさに天国と地獄を経験する試合になった。
ウニオン・ベルリンのMF遠藤渓太は、ホームで行ったMF堂安律の所属するビーレフェルト戦で移籍後初先発。日本人対決が実現すると、開始3分、MFシェラルド・ベッカーの折り返しを右足で流し込んで、先制点を奪う。一旦はオフサイドと判定されたが、VARの介入により遠藤のブンデス初得点は認められた。
しかし前半20分、悪夢が襲う。遠藤は右腿を抑えて倒れ込んでしまう。テーピングが巻かれたが、プレー続行は不可能で、無念の途中交代。ブンデス初の先発試合は、開始3分でチームを勢いづける先制点を奪ったものの20分で負傷交代という衝撃的な結果になった。
ただチームは遠藤交代後もリズムを崩すことはなかった。前半を2-0で折り返すと、後半も3得点を奪って突き放す。ウニオン・ベルリンは今季初の連勝。一方のビーレフェルトは、堂安が後半37分まで出場したものの、2試合連続の無得点。今季最多となる5失点を喫したチームは泥沼の5連敗となった。
遠藤は試合後、SNSを更新。「なんて素晴らしい日なんだ。また怪我をしてしまったけど、早く治します」と投稿した。
●海外組ガイド●ブンデスリーガ2020-21特集
からの記事と詳細
https://ift.tt/2GIo7CS
スポーツ
No comments:
Post a Comment