静岡市は６日、建設業の女性技術者と官公庁の女性技術職員を一堂に集めた意見交換会を同市葵区で開いた。市内外から５５人が参加し、女性の少ない職場環境ならではの悩みを共有した。
参加者は５人ずつグループに分かれ、テーマごとに意見を出し合った。「特別視されていると感じることは」の問いに対しては、電話の応対や来客対応は女性がするものとの思い込みがはびこっていることや、女性ならではの視点を過度に求められるなどの意見が出た。飲み会で上司の隣に座らされるとの声も多数あった。
「女性特有の体調不良」に関しては、ほぼすべての参加者が経験していて「何も聞かずに休ませてほしい」との声が上がった。
同市葵区の平井工業に勤務する土木職の深沢美希さん（２０）は「男性の多い職場で普段、女性と会う機会が少ないので、女性同士の横のつながりができて良かった」と感想を述べた。
市は女性が働き続けられる環境づくりと女性間のネットワークづくりを目的に官民の意見交換会を企画した。名刺交換会も行われ、参加者同士で交流を深めた。
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November 08, 2020 at 07:53AM
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女性少数職場の悩みを共有 建築技術者、静岡で意見交換会｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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