スピードスケート世界選手権最終日 ( 2022年3月6日 ノルウェー・ハーマル )
4種目総合を争うオールラウンド部門で女子は高木美帆(日体大職)が総合2位。4年ぶり2度目の総合Vを逃した。1500メートルで1分55秒03の1位、5000メートルで7分1秒97の4位。5日に行われた500メートルは38秒31の1位、3000メートルは4分2秒73の5位だった。5種目に出場し、金1、銀3のメダルを手にした北京五輪から約2週間後に、2日で4レースを走破。12、13日にオランダで開催されるW杯最終戦で今季を締めくくる。
大会最終日の最初の種目は得意の1500メートル。最終組で登場した高木美は最初の300メートルを全体トップの25秒52で通過すると、残り3周も粘り1位でフィニッシュした。前日から総合首位をキープして臨んだ最後の5000メートルは不慣れな種目で4位。自己ベストをマークしたものの、スハウテンに逆転を許す結果となった。
北京五輪では5種目に出場し、13日間で7レースを完走。計1万3200メートルを滑り、金1、銀3を手にした。終盤は「体は限界。内臓がギリギリ」の状態で食事も喉を通らないほど消耗。得意な距離に絞る専門化が進む中、複数種目に挑戦する理由は「純粋に速くなりたい。少しでも多くの種目にトライすることが、私にとって速くなるための一番の道だと感じる」からだ。
北京から帰国した翌日に渡欧するハード日程で迎えた今大会は「思った以上に(記録が)出なかった。ちょっと難しい」と疲労感をにじませながら、2日間で4レース計1万メートルを走破した。
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からの記事と詳細 ( 高木美帆、総合2位“オールラウンダー世界一”逃す 最後の5000メートル4位で無念 - スポニチアネックス Sponichi Annex )
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