28位から出た渋野日向子(23=サントリー)は、80の大たたきで3オーバーとスコアを大きく落とした。スタートの1番パー4で3パットのボギー発進。続く2番パー4もティーショットが左ラフにつかまり、第2打も寄らず連続ボギー。3番パー3ではティーショットがグリーン外ラフと外れたが、そこからチップインバーディー。流れをつかむかと思われたが、5番パー5、6番パー3でパットが入らず連続ボギー。9番パー4でもボギーをたたき、前半は40。後半も10番パー5でティーショットが池ポチャ。パットも入らずボギーとすると、13番パー4では3オン3パットのダブルボギー。15番でもボギーをたたき、後半も40と、最後までリズムを取り戻すことはなかった。

渋野の80台は、19年4月のKKT杯バンテリン・レディース第1日の81以来。「8」の大たたきは、20年8月のスコットランド・オープン(パー71)第1日の79がある。

プレー終了後渋野は「悔しい結果になったのはすごい残念なんですけど、また切り替えて頑張りたいです。自分のミスがすごい多い1日だったのでどうしようもなかった」と話した。来週は今季のメジャー初戦となるシェブロン選手権。「去年は予選落ちしてしまったので、しっかり予選通過してリベンジできるように頑張りたい」と決意を口にした。