Jリーグが声明を発表した [写真]=Getty Images
Jリーグは4日、4月3日に開催した『2022明治安田生命J2リーグ』第8節のモンテディオ山形vs.ファジアーノ岡山(14:00キックオフ/NDソフトスタジアム山形)において、「勝敗の決定に影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあったことが確認されました」との声明を発表。今回の事案については、日本サッカー協会(JFA)を通じて国際サッカー評議会(IFAB)にも確認した上で、当該試合の取り扱いについて速やかに協議した上で決定するとしている。
当該試合では、前半10分過ぎに山形のバックパスが無人のゴールに入る寸前でGK後藤雅明が手で掻き出し際に、清水修平主審はレッドカードを提示して後藤は一発退場。岡山には間接FKが与えられ、この場面で得点は生まれなかったが、10人となった山形相手に岡山が後半のアディショナルタイムに得点を奪って勝利を収めていた。
しかし、『サッカー競技規則』の第12条ファウルと不正行為に、「ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」との記載があり、競技規則の適用ミスの可能性が指摘されていた。
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