風味や効能を混ぜ合わせるのは、料理の基本スキルです。
酸味を出すのにレモン汁、旨味を出すのにパルメザンチーズを加えるなど、思いつくのではないでしょうか。
しかし、洗剤や掃除用品の場合は、組み合わせることはプラスになるだけではありません。健康に害を及ぼすこともあります。
以下のものは絶対に混ぜないように気をつけてください。
漂白剤×アンモニア
この2つを混ぜると、化学反応で「クロラミンガス」が発生し、目や鼻に刺激や痛みを感じます。
また、ゼーゼーと呼吸が苦しくなったり、深刻になると肺炎を引き起こすこともあります。
ガラスや窓掃除の洗剤には、他の掃除用品と同じようにアンモニアが含まれていることが多いので、ラベルの表示をチェックしてください。
また、尿にはアンモニアが含まれているので、子どもやペットがおもらしをした後で拭き掃除をする場合は、掃除用の洗剤を使う前に、尿をすべてきれいに拭き取りましょう。
漂白剤×酢
漂白剤は、酢などを含む酸性のものと混ぜると、さらに有害な化学物質「塩素ガス」を生成することがあります。
(化学兵器での悪名高き物質なので、ニュースや歴史の本などで知っている人もいるかもしれません。)
クロラミンガスと同じように、塩素ガスも目や鼻、喉などの粘膜に痛みや刺激を与え、大量もしくは長時間吸うと肺にダメージを与えることもあります。
漂白剤×消毒用のアルコール
この2つを混ぜると、麻酔としても使われているガス「クロロホルム」が発生します。
目や粘膜に痛みや刺激を与えるだけでなく、神経系や心臓にも影響を与えることがあります。
大量に吸い込むと、命に関わることもあります。
マニキュアのリムーバーなどにも使われているアセトンも、漂白剤と混ざるとクロロホルムが発生します。
とにかく「混ぜるな危険」
この3つの組み合わせが、うっかり混ぜてしまう可能性のある最も有害な組み合わせですが、他にも混ぜない方がいいものはたくさんあります。
たとえば、過酸化水素と酢を混ぜると腐食液になり、掃除をしている物にダメージを与えたり、肌を傷めたりするかもしれません。
重曹と酢は、それぞれ洗剤としての効果がありますが(重曹は研磨、酢は酸性)、この2つを混ぜると互いの性質を中和します。
泡立つのを見るのはおもしろいかもしれませんが、2つの製品が互いの効果を打ち消し合っているだけです。
結論としては、洗剤はラベルの指示に従って使い、混ぜないことです。
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Image: Shutterstock.com
Source: Washington State Department of Health, Newsweek, Science Notes
Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]
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May 12, 2020 at 02:00PM
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特に「混ぜるな危険」な洗剤・掃除用品の組み合わせ3つ - ライフハッカー[日本版]
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