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Wednesday, August 26, 2020

「走ルンです」こと209系にそっくり 実はJR唯一の特徴を持つ常磐線E501系 なぜ少数派に?(乗りものニュース) - Yahoo! - Yahoo!ニュース

直流・交流の両電流に対応し輸送力も強化

 JR常磐線の土浦~いわき間では2020年8月現在、かつてJR京浜東北線を走った209系によく似たE501系電車が見られます。2年しか製造されなかった少数派の車両で、運用される区間は限定的ですが、この車両はJR唯一の特徴を持っています。 【写真】E501系のベースになった「走ルンです」  E501系は1995(平成7)年、取手駅(茨城県取手市)以北からの通勤輸送を強化するために登場しました。当時、取手以北~上野間の直通列車で主力車両だった415系電車などは、クロスシートや3扉といった要素を持つ近郊形車両であり、特に通勤ラッシュ時は乗降に時間がかかるなど課題がありました。  一方、そのころ取手駅以南を走っていた通勤形103系電車は、取り入れる電流の違いから取手駅以北は走れませんでした。常磐線の架線は取手~藤代間に、直流と交流の境目があります。  そこで導入された車両が、大量輸送が可能なうえ直流・交流どちらの電流でも走れる電車E501系でした。209系をベースに、座席はロングシート、扉は片側に4か所としつつ、取り入れる電流を自動で切り替えるシステムを搭載しました。通勤形かつ交直流対応の車両はJRで唯一です。

「取手以南の輸送力を以北にも」だったが…

 こうしてE501系は上野~土浦間で運用に就きますが、通勤ラッシュ時の輸送力強化を除くと、ロングシートでトイレなしといった通勤形であることが、ロングランには不向きでした。  このため、ベースとなった209系が「重量半分・価格半分・寿命半分」を目標に、レンズ付きフィルムの製品名にたとえて「走ルンです」との異名が付けられるほど大量製造されたのとは対照的に、少数で製造が打ち切られました。さらに、2005(平成17)年に後継車両のE531系電車が登場したこともあり、運用区間は土浦駅(茨城県土浦市)以北と水戸線のみに限定されてしまいます。  冒頭で述べた通りE501系は現在、土浦~いわき間を走っています。一部の編成は車内にトイレが追加設置されるなど、近郊形のようなサービスが見られます。性能面では常磐線全線を走ることができ、同時に輸送力も高い車両です。本来の高性能さを発揮し、また上野駅まで乗り入れる日は来るのでしょうか。

乗りものニュース編集部

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August 27, 2020 at 04:05AM
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