楽天は7日、久保裕也投手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。既に今季限りでの現役引退を発表している阪神・藤川、前日6日に引退試合を行った同僚の渡辺直に続き、1980年度生まれの「松坂世代」がまたひとり、ユニホームを脱ぐこととなった。
久保は東海大から2002年ドラフトの自由獲得枠で巨人に入団。先発、中継ぎ、抑えの全てを経験した。10年には球団史上最多79試合に登板。11年にはセットアッパー、抑えとして67試合に登板し防御率1・17の数字を残した。
一方、同年11月には右股関節唇の修復手術、12年5月には右肘の内側側副じん帯の再建手術を受けており、故障にも泣かされた。15年限りで戦力外通告を受け、DeNAに移籍。16年にも戦力外通告を受けた。
楽天には17年2月にテストを受け、入団。同年オフは「右第4、5指血流低下」で手術を受けたため育成再契約となったが、18年5月に支配下復帰。19年9月15日・オリックス戦(京セラD)では通算500試合登板を達成した。
今季は開幕を2軍で迎えたが、初登板となった7月30日・ロッテ戦(ZOZO)では2番手としてマウンドに上がり、今季初勝利を飾っていた。5試合に登板し1勝0敗、防御率13・50で8月15日に出場選手登録を抹消されると、2軍調整が続いた。
通算成績は506試合に登板し54勝37敗37セーブ、防御率3・45。現役にこだわり続けてきた男が、18年間歩んだプロ生活に別れを告げることを決断した。
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