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Thursday, March 10, 2022

ベースボール イズ バック!米大リーグ労使交渉合意で4月7日開幕の162試合制決定 鈴木誠也の争奪スタート - スポーツ報知

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 米大リーグの労使交渉は10日(日本時間11日)、機構側と選手会が基本合意に達した。オーナー側が出した最終案に選手会が合意。前日までに開幕4カードが中止となっていたレギュラーシーズンは、予定より1週間遅れの4月7日(同8日)に開幕し、162試合の全試合開催が決定した。

 ロックアウト突入から99日目。大きく隔たった機構側と選手会が、ついに着地点にたどり着いた。決裂から一夜明け、両者は午前中、前日の交渉の壁となった国際ドラフト導入を協議した。7月25日(同26日)の期日までに選手会が合意する条件付きで、2024年からの導入の方向で同意し、関門をクリアした。午後には、機構側が最終案を提出。選手会役員8人と30球団の代表者の計38人は、26対12で合意に投票し、米東時間午後3時に機構側に伝えた。30球団のオーナーの正式承認を持って、新協定が発効される。

 金銭面もお互いが譲歩した。年俸調停権のない若手選手に分配するボーナスプールは5年間一律5000万ドル(約58億円)、最低年俸は変動で初年度70万ドル(約8100万円)から2026年には78万ドル(9000万円)。総年俸の限度額、課徴金(ぜいたく税)は初年度2億3000万ドル(約265億円)から2026年2億4400万ドル(約281億円)となる。

 また、ポストシーズン12球団制、6球団参加のドラフトクジ、ナ・リーグDH制、2023年からのシフト守備制限、拡大ベース、投球時間制限らのルール改正が盛り込まれた。

 ロックアウト解除で、一気に球界が動き出す。フロリダ、アリゾナ州のキャンプは13日(同14日)開始。18日(同19日)にはオープン戦がスタートする予定。開幕は3月31日(同4月1日)より1週間遅れの4月7日。レギュラーシーズン最終戦は当初より3日間先送りされ10月5日(同6日)となる。機構側は休日に試合を入れたり、ダブルヘッダー(9回制)を入れ、日程調整する模様。

 同時に凍結していたFA、トレード市場も再開する。ポスティングシステムでメジャー移籍を目指している鈴木誠也外野手、マリナーズからFAとなっている菊池雄星投手ら未所属となっている約300人のFA選手の争奪戦がスタートする。

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