バルサ移籍に近づくレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images
バイエルンのオリヴァー・カーンCEO(最高経営責任者)が、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの売却でバルセロナと口頭合意に達したことを認めた。16日にドイツ誌『kicker』が伝えている。
バイエルンとバルセロナの交渉は平行線を辿っていたものの、現地時間15日未明に4500万ユーロ(約62億円)+500万ユーロ(約7億円)で合意に達したことが報じられていた。レヴァンドフスキとバルセロナは1年の延長オプションが付いた3年契約を結ぶ模様で、移籍成立は時間の問題となっている。
レヴァンドフスキは今年5月末に「僕のバイエルンでの時間は終わった」と退団希望を公言。バイエルンは当初、契約を1年残すレヴァンドフスキの売却を原則として認めない方針を取っていたが、要求額に合致するオファーが届いたことでバルセロナ移籍にGOサインを出す格好となった。
カーンCEOは「バルセロナと合意に達した」ことを認め、「今はまだ口頭合意の段階だ。これから契約書の作成に取りかかることになる」とコメントした。また、最終的にレヴァンドフスキの移籍を認めることになった背景についても説明している。
「2カ月前にはロベルトのオファーも代替案も用意できなかった。それ以来、状況が根本的に変わったんだ。バルセロナは最終的に、我々にとって売却が絶対的に理にかなっている金額を提示してくれた。さらに我々は最近、移籍市場で非常にうまく行動し、サディオ・マネというワールドクラスのアタッカーと契約した」
また、カーンCEOは自身の公式Twitter(@OliverKahn)でも、レヴァンドフスキの売却でバルセロナと口頭合意に達したことを報告。そして、「ロベルトに感謝しなければならないことは重々承知しているが、バイエルンではこれまでにも偉大な選手たちが去っていき、その後“バイエルン王国”が崩壊することもなかった。それどころか、もっとうまくいくことも多かった」と投稿している。
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